久しぶりのレビューですが、ちょっと内容薄めです。たぶん。
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今回紹介するのは「AFUL Performer5」です。モタモタしているうちに国内正規代理店が付き、正規輸入品を購入できるようになりました。もちろん、私はその前に購入しているので個人輸入品でのレビューとなります。
購入は:eイヤホン / Amazon[eイヤホン・国内正規輸入品(多分)] / Amazon[HiFiGO 並行輸入品] / AliExpress[HiFiGO] / AliExpress[BrightAudio Store]
私はBrightAudio Storeから購入しましたが、セール時でなければそこまで内外差がないので国内正規輸入品を購入するほうが良いかもしれません。
また、掲載していないだけで他のサイト等でも販売されていると思うので適宜検索してください。
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いつも通りのまとめから。
・若干低域寄りだが、基本的にはバランス良さげなチューニング。
・とにかく低い所から力強い低音が出るが、ベースライン辺りの帯域が若干凹んでいるのでスッキリした音に感じる。良く言えば聴きやすい。
・分離も解像感もいい。ここらへんはハイブリッドらしい。
・個人輸入の価格ならかなり買いな製品だが、国内価格ならもう少し出して8の方を買うという選択肢もあるかも(個人差はあります)
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最初に断っておきますが、個人的にはあまり評価が高くありません。というのも、割と持ち上げられていたので期待が高すぎた、というオチなのですが。
今回紹介するのは「AFUL Performer5」です。社名は「アフー」と呼ぶらしい。よくわからん。(awfulと同じ発音だと思ってた)
構成は1DD+4BAで、Mega5Pの時少し書いていた流行の構成ですね。少し経ちましたが、1DD+4BAの新機種は断続的に出ているのでまだ流行りの構成かなといった感じ。リリースのタイミングでいうと、流行らせたタイミングぐらいのモデルでしょうか。
一応上位モデルに「Performer8」があり、そちらは1DD+6BAの模様。
国内正規輸入品は3.5mmプラグのケーブルが付属していますが、個人輸入品なら4.4mmバランスケーブル付属モデルが選べるみたいなので、ケーブルを変えずにバランス接続したい方はそちらを選択するのもアリ。
中身はこんな感じ。とにかくイヤーピースが多いかな、といった印象。この価格帯にしてはイヤーピースとケースだけというのは若干寂しいかなといった感じ。
付属ケーブルは持ち歩き用のケースの中に収納されており、フラット2pinタイプなので市販のケーブルでリケーブルできますね。一応リケ―ブルしたほうがいいかな、といった感じ。
本体形状は1DD+4BAにしては大きすぎず、装着感はいいですね。3Dプリント造形らしいのですが、積層感もなくつるりとしていて綺麗なシェルです。もちろん、フェイスプレートもかなり綺麗でビルドクオリティは良いので所有感は満たされる方かな。ただ、ステムにカエシがないのでイヤーピースは少し選びます。あまり細めの軸のイヤーピースは使いづらいです。また、耳垢フィルターがないので気になる方は結構気になるポイントかもしれません。
今回はAZLA SednaEarFit MAXを使用してのレビューとなっています。耳垢ガードがあるのでこのイヤホンでも気にせず使えるだろう、というチョイスです。
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音の印象ですが
・基本的にはフラット寄り。若干低音が強いが、ドンシャリ傾向ではなく、そこだけ持ち上がってるような感覚。少なくとも今どきのスッキリとしたボーカル重視のチューニングではない。
・低域はとにかく量感、質感が最近のイヤホンにはないほど良質で、かなり深い所から力強さを感じる鳴り方をする。ヘッドホンの鳴り方に近いかな、といった感じ。これで物足りない人はかなりの低音好きなのでイヤホンでは中々満足しないだろうし、逆に多めに感じる人のほうが多いのではないかな、と思う。
・中域は低域に比べさっぱりとしており、ボーカルは若干遠い。艶感や濃厚さを求めるとイメージと違うんじゃないかな、といった感じ。あくまでもフラットにチューニングされており、質感は悪くない。ベースラインの鳴りが弱く感じるのはこのさっぱり感やすっきり感を表現するためではないかな、といった感じ。ベースラインまで濃いとかなりしつこい音になるので、万人受けするチューニングではなくなってしまうというのは理解できる。
・高域は刺さらずある程度の量感がある。ただ、若干天井が見える鳴り方をする。これは全体的に音場が狭めに作られているせいだと思われる。シンバルのクラッシュなども塊ではなくしっかりと表現できているが、他の帯域に比べると若干主張が弱め。
・上でも少し話題に出したが、音場自体は若干狭め。それでも窮屈さを感じないのでうまくチューニングされていると思う。分離はハイブリッドらしく良い。
・1DD+4BAドライバのハイブリッドにしてはかなり堅実にまとめてきており、音作りの方向性はかなりはっきりとしている。オーディオ的にはかなり良いイヤホンだと思う。
派手すぎないし、地味すぎない良い音ではある。が、反面つまらないと感じてしまった。何十本もイヤホンを持っている人間が選択するイヤホンではなく、数本しか持たない人間が買うイヤホンだな、といった感じ。
とても極端に例えると、無人島に一本しか持っていけないならこのイヤホンを選ぶが、目の前に数千本あったら選ばないだろうな、といった感じ。
・あと、結構上流で印象が変わる。個人的にはBTR7だと面白みのないつまらんイヤホンだな、と思っていたがHD-DAC1からH300で聴いていると結構良さが出てきたので上流は選ぶかもしれない。多分出力が大きいアンプのほうが良さを感じやすいと思う。
***
個人的にはベースラインがもう少し量感多めの方が好きなので、Performer8も検討しつつ……
トータルのレベルは高く、1万円台の入門機や5Kぐらいの中華からのステップアップにはおすすめできる反面、尖った良さはないので「意外とこんなもんか」となるかもしれないです。ただ、しっかりと聴くとレベルの高さは理解できると思います。
何か質問等があればへお願いします。DMも開放しているのでお気軽にどうぞ。
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今回紹介するのは「AFUL Performer5」です。モタモタしているうちに国内正規代理店が付き、正規輸入品を購入できるようになりました。もちろん、私はその前に購入しているので個人輸入品でのレビューとなります。
購入は:eイヤホン / Amazon[eイヤホン・国内正規輸入品(多分)] / Amazon[HiFiGO 並行輸入品] / AliExpress[HiFiGO] / AliExpress[BrightAudio Store]
私はBrightAudio Storeから購入しましたが、セール時でなければそこまで内外差がないので国内正規輸入品を購入するほうが良いかもしれません。
また、掲載していないだけで他のサイト等でも販売されていると思うので適宜検索してください。
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いつも通りのまとめから。
・若干低域寄りだが、基本的にはバランス良さげなチューニング。
・とにかく低い所から力強い低音が出るが、ベースライン辺りの帯域が若干凹んでいるのでスッキリした音に感じる。良く言えば聴きやすい。
・分離も解像感もいい。ここらへんはハイブリッドらしい。
・個人輸入の価格ならかなり買いな製品だが、国内価格ならもう少し出して8の方を買うという選択肢もあるかも(個人差はあります)
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最初に断っておきますが、個人的にはあまり評価が高くありません。というのも、割と持ち上げられていたので期待が高すぎた、というオチなのですが。
今回紹介するのは「AFUL Performer5」です。社名は「アフー」と呼ぶらしい。よくわからん。
構成は1DD+4BAで、Mega5Pの時少し書いていた流行の構成ですね。少し経ちましたが、1DD+4BAの新機種は断続的に出ているのでまだ流行りの構成かなといった感じ。リリースのタイミングでいうと、流行らせたタイミングぐらいのモデルでしょうか。
一応上位モデルに「Performer8」があり、そちらは1DD+6BAの模様。
国内正規輸入品は3.5mmプラグのケーブルが付属していますが、個人輸入品なら4.4mmバランスケーブル付属モデルが選べるみたいなので、ケーブルを変えずにバランス接続したい方はそちらを選択するのもアリ。
中身はこんな感じ。とにかくイヤーピースが多いかな、といった印象。この価格帯にしてはイヤーピースとケースだけというのは若干寂しいかなといった感じ。
付属ケーブルは持ち歩き用のケースの中に収納されており、フラット2pinタイプなので市販のケーブルでリケーブルできますね。一応リケ―ブルしたほうがいいかな、といった感じ。
本体形状は1DD+4BAにしては大きすぎず、装着感はいいですね。3Dプリント造形らしいのですが、積層感もなくつるりとしていて綺麗なシェルです。もちろん、フェイスプレートもかなり綺麗でビルドクオリティは良いので所有感は満たされる方かな。ただ、ステムにカエシがないのでイヤーピースは少し選びます。あまり細めの軸のイヤーピースは使いづらいです。また、耳垢フィルターがないので気になる方は結構気になるポイントかもしれません。
今回はAZLA SednaEarFit MAXを使用してのレビューとなっています。耳垢ガードがあるのでこのイヤホンでも気にせず使えるだろう、というチョイスです。
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音の印象ですが
・基本的にはフラット寄り。若干低音が強いが、ドンシャリ傾向ではなく、そこだけ持ち上がってるような感覚。少なくとも今どきのスッキリとしたボーカル重視のチューニングではない。
・低域はとにかく量感、質感が最近のイヤホンにはないほど良質で、かなり深い所から力強さを感じる鳴り方をする。ヘッドホンの鳴り方に近いかな、といった感じ。これで物足りない人はかなりの低音好きなのでイヤホンでは中々満足しないだろうし、逆に多めに感じる人のほうが多いのではないかな、と思う。
・中域は低域に比べさっぱりとしており、ボーカルは若干遠い。艶感や濃厚さを求めるとイメージと違うんじゃないかな、といった感じ。あくまでもフラットにチューニングされており、質感は悪くない。ベースラインの鳴りが弱く感じるのはこのさっぱり感やすっきり感を表現するためではないかな、といった感じ。ベースラインまで濃いとかなりしつこい音になるので、万人受けするチューニングではなくなってしまうというのは理解できる。
・高域は刺さらずある程度の量感がある。ただ、若干天井が見える鳴り方をする。これは全体的に音場が狭めに作られているせいだと思われる。シンバルのクラッシュなども塊ではなくしっかりと表現できているが、他の帯域に比べると若干主張が弱め。
・上でも少し話題に出したが、音場自体は若干狭め。それでも窮屈さを感じないのでうまくチューニングされていると思う。分離はハイブリッドらしく良い。
・1DD+4BAドライバのハイブリッドにしてはかなり堅実にまとめてきており、音作りの方向性はかなりはっきりとしている。オーディオ的にはかなり良いイヤホンだと思う。
派手すぎないし、地味すぎない良い音ではある。が、反面つまらないと感じてしまった。何十本もイヤホンを持っている人間が選択するイヤホンではなく、数本しか持たない人間が買うイヤホンだな、といった感じ。
とても極端に例えると、無人島に一本しか持っていけないならこのイヤホンを選ぶが、目の前に数千本あったら選ばないだろうな、といった感じ。
・あと、結構上流で印象が変わる。個人的にはBTR7だと面白みのないつまらんイヤホンだな、と思っていたがHD-DAC1からH300で聴いていると結構良さが出てきたので上流は選ぶかもしれない。多分出力が大きいアンプのほうが良さを感じやすいと思う。
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個人的にはベースラインがもう少し量感多めの方が好きなので、Performer8も検討しつつ……
トータルのレベルは高く、1万円台の入門機や5Kぐらいの中華からのステップアップにはおすすめできる反面、尖った良さはないので「意外とこんなもんか」となるかもしれないです。ただ、しっかりと聴くとレベルの高さは理解できると思います。
何か質問等があればへお願いします。DMも開放しているのでお気軽にどうぞ。